ホワイトアルバム2序章まとめ

主人公、北原春季の性格は以下の通り。
 困っている者に助けずにはいられない、文句を垂れつつもフォローをしてしまう。
 お節介焼きである。

 スバリ、イイ人なのだ。(同時にウザったくもある)

 気のある女、『冬馬かずさ』が居ても、
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気の無い女『小木曽雪菜』に誘惑されてしまうのだ。
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 高級料理が乗った皿の方からこちらへやって来るのである。
 勿論北原に拒むという選択肢は与えられず、春季と雪菜は付き合う運びとなる。

 なんと自然な流れだろうか。

 しかし小木曽がとった行動は度肝を抜いく。
 文化祭に向けて立ち上がったバンドのメンバーにして親友となったかずさとの交遊を断ち切ら無いのだ。


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 友情か愛情か。
 揺れる想いを抱える三人の男女が迎えるのは勿論手酷い破局である。
 二兎を都合よく手に入れる術など無いのだ。現実は残酷である。
 破局のきっかけは冬馬が日本を離れると知り、北原は冬馬への想いに気が付く。

 でも遅すぎる。
 空港でのかずさとの別れは、降り積もる雪が覆い隠すには、剰りにも深く大きい亀裂を、春季と雪菜の間に刻んだ。

 届かない恋は動き出せないまま序章の幕は降りる。